正解は、「スペードの9」「スペードの1」「ハートの12」
この問題の肝は、「A」に気づけるかどうかです。
アルファベットが書かれたトランプが「J」「Q」「K」の三種類しかないと思い込んでしまうと、解くことができません。
【解き方】
13枚のカードは奇数と偶数で色分けされており、ハートのカードはスペードのカードよりも少ない。
ということは、奇数がスペード、偶数がハートということがわかります。
そして、抜き出した3枚のうち2枚のカードにはアルファベットが書かれており、色は同じではない。
ということは、ハート(偶数)の中で唯一アルファベットが使われている「ハートのQ(12)」が確定となります。
あとは、3枚が示す数を全て足すと、一の位と十の位の数字が同じになる。
というヒントから組み合わせを探るだけです。
この時点で一の位と十の位が同じになる組み合わせは、「22」もしくは「33」のどちらかだということが判明しています。
なぜなら、「ハートのQ(12)」が確定している以上、合計が「11」というのはあり得ないからです。もちろん3枚の合計で「44」になることもないので、それ以上の数はすべて除外できます。
そして、残り1枚のカードには、黒で数字が書かれている。
ということもわかっているので、この1枚は「奇数の数字が書かれたスペードのカード」ということもわかります。
「ハートのQ(12)」+「奇数のアルファベットが書かれたスペードのカード」+「奇数の数字が書かれたスペードのカード」の合計が「33」もしくは「22」になる組み合わせというのは、この時点で「スペードの1」「スペードの9」「ハートの12」しかありえません。
なぜなら、奇数+奇数+偶数の場合、必ず答えは偶数なので、「33」はありませんし、2枚あるアルファベット書かれたカードのうち「ハートのQ(12)」が確定している以上、もう一枚は「スペードの1」でなければ「22」を超えてしまうからです。