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ラッキーな銀行強盗|いじわる・ひっかけ問題

街中の銀行に、覆面を被った3人組が入ってきた。

3人の手には、拳銃が握られており、職員と客はみな事態を察し、大人しく両手を上に挙げている。

3人は鮮やかすぎる手口で大金を手に入れ、ほんの数分で堂々と正面入り口から出ていった。

犯人たちが、路肩に止めてあった逃走用の車へと向かっている時、その後ろに赤色灯を回しているパトカーが止まっていることに1人が気付いた。

気付いた1人は、目配せでそれを2人の仲間に知らせ、3人は覆面で見えない顔をこわばらせる。

たが、結局3人はそのまま普通に逃走用の車に乗り込み、その場から逃げ去ることができた。
しかも、パトカーは後を追うことすらしなかったという。
それは何故か。

なぜ銀行強盗は逃げることができたのか。

これは、訓練の類ではなく、犯人たちはプロの犯罪集団だ。
しかし、今日この作戦を実行したのはこの3人だけで、他のメンバーは参加していない。
もちろん、パトカーを逃走車に使うなんていうこともしていないし、パトカーに何か細工をしたわけでもない。

では、なぜ3人は逃げることができたのでしょうか?

参考データ
ひらめき
(4.0)
観察力
(4.0)
知識
(1.0)
難易度
(2.0)
ヒント1
状況をよく想像してみましょう
ヒント2
パトカーは勝手に動くことはない
答え
正解は、「パトカーに誰も乗っていなかったから」
このパトカーは、別の件で出動したパトカーであり、犯人たちが見つけた時には、誰も乗っていなかった。

ちなみに、犯人と逃走車はパトカーのドライブレコーダーにしっかり映っていたため、数日後には逮捕されてしまったらしい。