あるサラリーマンがインターネットカフェへ入店した。
どうやら、営業先で見せる予定の書類に不備があったようで、それをインターネットカフェで修正しようと考えたようだ。
短時間の利用のため、オープン席を選んだサラリーマンは、オープン席の角の席に座り、作業を開始した。
15分ほど経ち、書類の修正が終わったことで、サラリーマンは大きく伸びをしている。
「よし、行くか」と小さな声で独り言を呟いたサラリーマンは、印刷した書類をカバンに入れ、上着を着て席を立った。
しかし、サラリーマンは会計をするカウンターとは逆方向に歩き出し、ある個室の前へと移動する。
その個室から見知らぬ男が出ていくのを見送り、なぜかその個室へと入っていった。
その様子を見ていた店員には、サラリーマンを止めようとする様子がない。
店員はサラリーマンがオープン席の客だということを知っているはずなのだが、どういうことなのだろうか。
なぜサラリーマンは店員に注意されなかったのでしょうか?
サラリーマンは間違いなくオープン席を取っており、個室になっている席は利用できない。
個室から出てきた男とサラリーマンは顔見知りではなく、初めて会った赤の他人。
本来店員は勝手に個室に入る客には必ず注意するはずである。
ではなぜ、サラリーマンは注意されなかったのでしょうか?
参考データ
ひらめき
(3.0)
観察力
(3.0)
知識
(2.0)
難易度
(3.0)
サラリーマンは悪いことは何もしていない
どのインターネットカフェにも必ずある「あの個室」
正解は、「トイレの個室に入っただけだから」