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やる気スイッチ|推理クイズ

家族旅行の最終日。
中学受験を控えているたかし君は、帰りの新幹線の中で勉強がしたいと言い出しました。
せっかくの旅行なんだからと両親は止めましたが、たかし君は「今すごくやる気が出てるんだ」と言って聞きません。


結局、新幹線に乗る前に駅近くの大きな本屋により、必要なものを買ってもらうことになりました。
立ち寄った本屋では文房具セールをやっており、どうせ今後も使うからということで、勉強道具を色々見て回ります。
最終的に鉛筆を1箱と消しゴム2個、ノート3冊、参考書3冊、計算ドリル、漢字ドリルを買ってもらい、たかし君はやる気に満ちた表情で本屋を後にしました。

新幹線へ乗り込んだたかし君は、早速勉強を始めようとしています。
計算ドリルを取り出していることから、まずは苦手な算数から取り掛かるようです。
その様子を見た家族は邪魔をしてはいけないからと静かに仮眠を取ることにしました。

3時間後、新幹線から降りたところでお母さんが「勉強はどれくらい進んだの?」と聞いてきました。
すると、たかし君は「参考書を読んだだけ」と答えたのです。

たかし君はなぜ算数のドリルをやらなかったのでしょうか?

たかし君が座った席には簡易のテーブルがついており、少し工夫すれば普通に勉強できる環境でした。
さらに新幹線の中はとても静かで、勉強の邪魔になるようなことは何もなかったといいます。
もちろん、参考書やドリルを買い間違えたわけではありません。

やる気満々だったはずのたかし君。
なぜ彼は算数のドリルをやらず、参考書を読んで過ごしたのでしょうか?

 

参考データ
ひらめき
(3.0)
想像力
(4.0)
知識
(2.0)
難易度
(3.0)
やらなかったのではなく、出来なかった
鉛筆ではなくシャーペンを買っていれば…
正解は、「鉛筆削りがなかったから(鉛筆が新品で書けないから)」

購入したのは、鉛筆を1箱と消しゴム2個、ノート3冊、参考書3冊、計算ドリル、漢字ドリル。
箱入りの鉛筆というのは、通常削られておらず、書くことができなかったため、参考書を読んでいたのです。